ついに発売となりました!多摩川野草てぬぐい!
というわけで、てぬぐいの野草監修をしていただいた、野草愛好家 のんさんと春の多摩川へ、てぬぐいに描かれた野草を探しに出かけてきました。
今回は後編。
後編は、見つけたツクシをじっくり観察するところから始まります。
目次
前編はこちらから
ツクシとスギナ
ツクシは食べることができますが、基本的には穂先(傘の部分)が閉じているものを選ぶのだそう。
で、その穂先の中に胞子が入っていました。
この緑色のものがツクシの胞子。
そして、てぬぐいにツクシと一緒に描かれているのがスギナ。
一緒に描いてあるのにはもちろん理由があります。
ツクシとスギナは地下で繋がっているんです。
ちなみに、ツクシ同様、スギナも食べられるとのこと。
海苔みたいな感じがして、天ぷらにすると良いそうです。
と、聞いたので、後日スギナを天ぷらにしてみました。
個人的な感想としては、「海苔みたい」だけど、海苔とは違う。
フキみたいに強い香りがあるわけではなく、ジューシーさはなく、スナックのようにパクパク食べれる感じ。
2度揚げしてみたのですが、パリパリして、本当にスナックみたいな感じになりました。
野草観察はまだまだ続きます
花が咲いていないと分かりにくいですが、元気いっぱいという感じではなくて、うなだれ感がハルジオンらしいのだそうです。
うなだれ感。
ハコベは、茎の一部分(一筋)だけに毛が生えています。
その毛で水を根に運ぶんじゃないかという話もあるのだそう。
さて、最初のハマダイコン畑からここまで1時間ほど、見つけた野草の数は・・・。
14種類の野草と出会いました
1時間の間に意外なほど多くの野草を見つけることができました。
ここまでご紹介した野草の種類は13種類。
のんさんの発案で、見つけた野草を、野草てぬぐいに並べてみることに。
(一本しか見つけられなかった野草は摘みませんでした)
あれ?
ハナニラもてぬぐいに乗っかっている・・・?
写真は撮り忘れちゃったみたい。
ということで、全部で14種類の野草と出会うことができました!
野草てぬぐいの楽しみ方
今回は野草てぬぐいを片手に春の多摩川河川敷で野草を探してみたわけですが、てぬぐいを使ってこんなこともできるんじゃないかなーということで。
ランチョンマット代わりに使ってみたり。
散策するリュックにつけてみたり。
こんな感じに木にひっかけてみると、集合場所の目印になったり・・・?(多分しない)
最後は、のんさんが多摩川野草てぬぐいにも描かれている野草を振る舞ってくれました。
この時期には、多摩川には生えていないフキを使った蕗味噌。(以前のんさんがとって、冷凍していたものをいただきました)
ちなみに、この散らしてあるハマダイコンの花も食べられるそうですよ。
フキのピクルス。
フキの形がまんま残っていて可愛らしい。
フキの香りが残っていて、とても美味しかったです。
のんさんは、このフキのピクルスを作ったピクルス液(酢)を炭酸で割るのがおすすめなのだとか。
フキのビネガードリンクってとても新鮮。
こちらは野草茶。
乾燥したものを煎ってあるそうで、ほうじ茶のようなお味でした。
野草てぬぐいで楽しい多摩川タイムを!
今回は、多摩川野草てぬぐいを持って、野草愛好家 のんさんと春の多摩川へ、てぬぐいに描かれた野草を探しに出かけてきました。
ビンゴのように野草探しをしても良いですし、疲れたらランチョンマット代わりに敷いて休憩も良いですし、てぬぐいの楽しみ方ってたくさんあって良いですね。
ぜひ、多摩川野草てぬぐいと一緒に多摩川を楽しんでみてくださいね!
のんさん、ありがとうございました!
多摩川野草てぬぐいの詳細・ご購入はこちらから!
多摩川野草てぬぐい(みどり)
・
【限定カラー】多摩川野草てぬぐい(ピンク)
多摩川野草てぬぐい特設ページ
のんさんのショートインタビューも掲載しています。
365日野草生活のん プロフィール
野草愛好家。うさぎが好き。
多摩川を中心に年100回ほど観察会を開催。
テレビ番組や YouTube チャンネルへの出演、 講演会登壇など、身近な植物の面白さを広める活動をしています。
Twitter:@365nitiyasou
note:https://note.com/365nitiyasou