超大型台風21号による降雨で数年ぶりの大増水した多摩川。
Twitterやニュースなどで映し出される光景にショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
二子玉川ライズタワーオフィス屋上から見た現在の多摩川。平常時と比べてかなり増水しています。くれぐれもご注意ください。https://t.co/pYnLSndjH7#多摩川 #二子玉川 #台風 pic.twitter.com/uYt9GD46cJ
— 多摩川を愛でる会 (@TamagawaLovers) 2017年10月22日
普段の穏やな多摩川とは全く違う、打ちつけるように流れる濁流。
自然の恐ろしさを改めて思い知らされました。
台風が過ぎ、水位も下がってきた昼過ぎ頃、多摩川に出かけて台風が遺した爪痕を記録してきました。
ここはいつもは川が奥の方に見える場所。大増水してアマゾンのようになっています。唖然・・・。
和泉多摩川緑地公園。
ピーク時にはここも濁流に飲み込まれていたようで辺り一面水浸し。
土手付近の歩道は草木が川下の方向に倒れ込んでいました。
濁った水が滝のように大きな音を立てて流れ落ちていた宿河原堰。
現在の二ヶ領宿河原堰の様子。#本日の多摩川 #多摩川 #台風 pic.twitter.com/zqWOHboBWV
— 多摩川を愛でる会 (@TamagawaLovers) 2017年10月23日
堰の下流、木々が生い茂る「狛江水辺の楽校」付近の様子。
ここも濁流に飲み込まれていたらしく、辺り一面水浸しに。
ゴミや草木が流れ着いて大変なことになっています。
今回は河川が氾濫し住宅地まで浸水することは無く大きな被害もありませんでしたが、実は多摩川原橋付近では、あと1m程度で氾濫の恐れがある水位まで上昇していました。
大雨による河川の増水時は、常に最新の情報をチェックして防災に備えることが大切です。
多摩川はもちろん、全国の河川の水位や降雨情報は国土交通省のHPなどで公開されていますので、予めチェックしてもしものときにすぐに調べられるようにしておくことをおすすめします。
また、ハザードマップを配布している地方自治体もあるかと思いますので、そうした情報も併せて確認しておくと良いでしょう。