今年の夏は拍子抜けしたような短命な夏・・・。
多摩川花火大会では雷雨のせいで中止になり、その様子は全国的なニュースにも取り上げられた。
「四季」ってもはや空想なんじゃないかと思う今日このごろである。
さて、昨日9月1日はいわゆる「防災の日」なのだが、実は多摩川決壊の日でもある。
1974年8月31日〜9月1日、台風接近による大雨の影響で狛江市の多摩川堤防が決壊し、民家が濁流に流された日だ。
それから40年あまり。
以後は決壊はないものの、大雨による増水・氾濫による被害は起きている。
そこで、今回はもしもの場合に備えるための知識として、河川の水位を素早く調べる方法をはお伝えする。
最も手っ取り早い方法が、ネット上の「Yahoo!天気・災害」から、河川水位情報をチェックする方法だ。
これは、国土交通省・気象庁・河川管理事務所などの情報をとりまとめたサイトで、
河川の各エリアの水位情報が分かりやすく表示されている。
↑こんな感じで現在の河川水位の様子をチェックできる。
気になるエリアをクリックすると、このように推移情報もチェック可能。
また、ライブカメラによる現地のモニタリングもできる。
これらの情報はもちろん河川事務所などのサイトでも確認可能だが、
Yahoo!天気・災害はサイト自体が非常に分かりやすく、スマホでも閲覧しやすいのがとても良い。
是非、お住いの自治体が発行しているハザードマップなどを併用して、活用してみてはいかがだろうか。
ちなみに、多摩川の洪水シミュレーションは京浜河川事務所のサイトより行えるので、是非一度試してみてほしい。