先日大宮でやっていた「大盆栽まつり」という催しに行ったのですが、
数多くの盆栽たちにかこまれて、小さな可愛らしい紫陽花があるのを見つけました。
こちらです。
普通の紫陽花とちがって、なんというかおとなしい感じがとても可愛らしいじゃありませんか。
一般的な紫陽花にある装飾花のない珍しい品種で、紫陽花の原種のひとつなんだとか。
見た目も気に入ったのですが、それ以上に気になったのがこの紫陽花の名前。
その名も「奥多摩小紫陽花(オクタマコアジサイ)」。
まさか大宮で「奥多摩」に出会えるとは思いませんでした。
おじさんに話を聞くと、この紫陽花は奥多摩で発見された品種なので、名称に「奥多摩」とついているそう。
他にも水やりや鉢替えの時期など、育て方について親切に教えてもらいました。
根本には苔もついていて、なんだかこの部分もとてもいい感じです。
栽培されたのはどこかほかの場所だとは思うのですが、
この紫陽花が実は、苔ごとぽろっと奥多摩から持ってこられたんだったら素敵だな・・・
なんて妄想しながら帰路につきました。
多摩川の上流の 上流、美しい奥多摩の風景を想像しながら、大切に育てていこうと思います。