多摩川のオイカワでオイルサーディンを作ってみる

オイルサーディンを作りたい

この前、テレビでマイワシをたくさん釣った人が「家でオイルサーディンにするんだ〜」なんて言っているのを見てから、

なんだか自分も無性にオイルサーディンが作りたくなってしまいました。

ただ、肝心のマイワシは多摩川にはいないので、今回は代わりにオイカワで作ってみることに。

なので、「オイルサーディン」ではなく「オイルオイカワ」ということになるのかな。

釣りに行く

近所の多摩川へオイカワを釣りに行きます。

釣り場の近くでギターとハーモニカでひたすら懐メロを演奏しているおじさんがいて、

夕焼けも相まってなんだかセンチメンタルな気分にさせてくれました。

釣り好きの方からすると「エグい釣り」と思われるかもしれませんが、今回はあくまで食料確保が目的なので、オランダ仕掛けを使います。

この仕掛け、本当に簡単によく釣れるので、

  • はじめて川で釣りをする人
  • 親子で楽しく釣りをしたいパパ
  • 彼女にちょっと意外な一面を見せたいシティーボーイ

のような方にオススメです。

オイカワのいそうな場所にひょいと仕掛けを投げて、すーっと流れにまかせるだけ。

うまく行けば一投一釣、どころじゃなくて、一投四釣くらい釣れます。

夏に鮮やかな婚姻色を身にまとうオイカワですが、今の季節はこんな感じ。

小さいサイズのオイカワはリリースして、なるべく大きめなやつだけ持ち帰ります。

帰り道。多摩水道橋がとても美しかったなぁ。

オイルオイカワを作る

さあ、家に帰ってきました。

オイカワは結構デリケートな魚なので、エアーポンプ付きの水槽に入れて持ち帰ってきました。

この水槽、100均で買った米びつに、2,000円くらいのエアーポンプをつけて、モバイルバッテリーで駆動させているんですが、結構便利です。

さて、まだピチピチしているオイカワを調理していきます。

頭を落とし腹わたを取り、トレイにのせて塩をふり、少し放置。

オイカワは夏よりも冬のほうが美味しいとネットで見たのですが、

たしかに身が分厚くて食べごたえがあるように見えました。

塩をふって少し放置したら、フライパンに並べていきます。

にんにくと鷹の爪(何年か前に自宅で収穫したやつ)を入れ、オリーブオイルを注いでいきます。

それでじっくりことこと加熱していくのですが、途中からオイカワが反り返ってしまい、オイルサーディンというよりアヒージョのようなビジュアルになってしまいました。

が、なんとかまあ完成!

オイルオイカワを食べてみる

オイルサーディンって身も骨も柔らか〜なイメージがあるのですが、オイルオイカワはカッチカチでした笑

ただ、弱火でじっくり加熱したので骨が残る嫌な感じなく、もちろん臭みなどもありません。

塩の加減もちょうどよく、ワインが無限に飲めるおつまみが完成しました。

オイカワというと、唐揚げが一番ポピュラーな食べ方だと思うのですが、オイルオイカワも案外ありかもなと思いました。

燻製してからオイルオイカワにしたらウィスキーにあいそう。

というわけで今日はこのへんで。

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