奥多摩周遊シリーズ第3弾
多摩川の「はじまりの場所」である小河内ダムを訪問し、麦山浮橋を堪能した我々一行は次なる目的地に向かっていました。
そこは、
奥多摩湖を見渡しながら古民家カフェ、Cafe Indigo Blue。
なんと、奥多摩湖を一望しながらコーヒーをいただけるカフェ(しかも古民家・・・!)が最近奥多摩にオープンしたらしいのです。
事前にFacebookやら何やらで情報を入手していたので、
「これは行かねば!」
と思い、今回の旅の目的地のひとつに入れていました。
場所は小河内ダム近くの「むかし道」を登った先。
サイトを覗くと、分かりやすいアクセスマップがありましたので載せておきます。
本来ならば「むかし道」をこの脚で登ってみるべきだったのですが、今回は妻と幼い子どもも連れていたのでやむなく車で行くことに。
2019.08.27追記:現在駐車場の利用不可のため、車での来店NGとなっております。ご注意ください。
ちなみに、お店は小河内ダムから見えます。
本当に車で行けるのかな?という感じなんですが、
行けます。
いざCafe Indigo Blueへ
国道411号線の大麦代トンネル手前にある細道が「むかし道」の入り口。
ナビの音声ガイドを過信すると見失うのでご注意。
この道を登って行くと目的地のCafe Indigo Blueにたどり着きます。
実は最近ペーパードライバーを卒業した私。
入り口の雰囲気と「むかし道」というネーミングを聞いて、なんとなく嫌な予感がしたのですが、
予想通り、道幅が細い&急カーブな感じの道であったため、
まさに手に汗握りながらのドライビングとなりました。
『お願いです、対向車さま、どうか来ないでください』
と、祈りながら登る。
しばらく登っていくと、行き止まりに。
あれ?
どうやら運転に必死になりすぎて、Cafe Indigo Blueの入り口を通り過ぎてしまったようです。
少し引き返すと、ちゃんと入り口がありました。
よく見ると「本わさびアイス」をというのぼりが立っていましたね。
この道を進むとCafe Indigo Blueの駐車スペースがあります。
ふ〜・・・。到着です。
2019.08.27追記:繰り返しになりますが、現在駐車場の利用不可のため、車での来店NGとなっております。ご注意ください。
車を降りて、上に登っていくと、、
これがCafe Indigo Blueだ!!
建築の素晴らしさはもちろんですが、まず目に飛び込んでくるのが暖簾。
流行り廃りとか関係なく、独特の雰囲気を醸し出していて素敵・・・!
入り口付近の陶器の小鉢やちょっとした腰掛けなど、古道具とも調和しています。
そして、ここはなんと言っても景色が素晴らしいのです!
眼下に広がる奥多摩湖!
そして小河内ダム!!(はじまりの場所)
思わず、
「住みたい」
とつぶやいてしまいました。
人工湖だけど、自然を感じる不思議さ。
いや、
むしろ人工湖だからこそ、自然を強く認識するのか??
などと余計な問答などしつつ、お店へ。
カフェの店内は座敷になっているのですが、縁側やお庭にも席があります。
せっかくなのでと、縁側の席に腰掛けました。
コーヒーに、スペシャルほうじ茶ソフト、ジェラートを注文。
出てくる器が、これまた趣ありまくりです。
↑こちらがスペシャルほうじ茶ソフト。
ソフトの下には雷おこしに使うつぶつぶが入っていて、ほうじ茶ソフトとの相性抜群でした。
奥多摩湖を眺めながら、古民家でゆっくりスウィーツをいただくという、極上の時間・・・。
これ以上に贅沢な過ごし方があるのだろうか・・・。
畳なので、小さな娘もごろんと横になって自宅のようにくつろいでいました。
店主の方に話を聞いてみると、この古民家は少し前までお蕎麦屋さんとして営業されていたのですが、数年前お店を畳まれてしまったそう。
その後、オーナーの方がこの場所を気に入って古民家カフェとしてCafe Indigo Blueをオープンさせたんだって。
小河内ダムに行ったら、景色を堪能したあと、「水と緑のふれあい館」へ行き、「小河内ダムカレー」を食べて・・・
というのが今までの定番コース(多分)だったと思うのですが、Cafe Indigo Blueはそこに新しい風をびゅんびゅん吹かせている感じ。
みんなの観光ルートが変わりそう。
いや、
というか、多くの人が辿り着く前に行ったほうがいいです。
今すぐ行って!笑
コーヒー飲み終えたけど、まだもう少しのんびりしてきたいなと思わせてくれる、そんな場所でした。
名残惜しい・・・
そして暖簾、相変わらず格好いい。
「むかし道」は奥多摩の大自然を満喫できるとてもとても良い道なので、散策がてら訪ねてみるのもおすすめです。
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