鮎のすがた焼きを買いに、狛江の「志むら」さんに行ってきました。
場所は小田急「狛江駅」から徒歩7分ほどのところにあります。
狛江といえば「絵手紙発祥の地」と言われていまして、街のいたるところでこうしたいい感じの絵手紙を見ることができます。
なんだかお酒が飲みたくなるような看板。
店内の様子。
鮎のすがた焼きが売っています。
美味しそうな鮎です。
タイトルで地味にネタバレしているので特に説明していませんでしたが、これ鮎のすがた焼きそっくりに作った「お菓子」です。
店内には他にも色んな和菓子があるんですが、どれも多摩川や狛江にまつわるもので、この土地に対する愛情をビシビシ感じました。
ちなみに、鮎のすがた焼きには別バージョンの「おどり焼き」があり、これまたいい顔してるんです。
かわいい。。
とりあえず、まずは基本からということでベーシックなすがた焼きを購入。
包み紙は狛江の史跡マップになっていました。
(昨日、仙川地図研究所さんの「ちずけんナイト」に参加したばかりなので思わずまじまじと見つめてしまった。)
見てください、この御顔。
ディティールの再現力が半端ないです。
この、エラの裏側の切込みのこだわりよう。
このカットだけ見たら、お菓子だと気づかないんじゃないでしょうか。
焦げ感がリアルすぎる。
どうせなら三枚おろしにでもしてみようかと思いましたが、純粋に断面が見てみたかったので、なんだか鮎さんと職人さんには申し訳ないですがこういう感じで切ります。
あ、ちなみに裏側はフラットな感じでした。
もしかして今日買わなかった「おどり焼き」は両面だったんだろうか。
中にはあんこがぎっしりつまっていました。
切り分けて妻と一緒に食べたところ、これまた非常に美味い!
正直、ビジュアル的には完全に「塩っ気たっぷり」なおかずフードにしか見えないのですが、
見た目とは全く異なり、非常に上品な甘さに設定されていて、媚びるようなかんじは全くありません。
白い身の部分は少し日本酒の甘みみたいな感じも。
↑こうなるともう魚を食べているふうにしか見えない。
こんなに見た目と味のギャップがある食べ物、あんまりないんじゃないでしょうか。
あ、ちなみに、
別バージョンで「焼きあゆ」というのもあります。
前述のすがた焼きバージョンと比べると、かなり見た目的に落ち着きを持った、デフォルメされたデザインが特徴です。
身の部分はどら焼き的な生地ですね。
中身はお餅と白あんが入っていて、「すがた焼き」とはまた違った、素朴な味わい。
多摩川の銘菓「鮎のすがた焼き」。
気になる方はぜひ狛江の「志むら」さんへ!
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