多摩川流域歴史セミナーとは
多摩川流域歴史セミナーは、流域自治体・市民団体・河川管理者などによって結成された「多摩川流域懇談会」が主催する活動。
多摩川にまつわる歴史文化研究を、幅広く市民に伝える機会として公開セミナーを定期開催しています。
各回、年代が分けられているのですが今回は第6回目の開催とのこと。
年代区分としては「中世・近世」がテーマになります。
↑こちらがセミナー開催予定表です。テーマごとに「下流域」「中流域」「上流域」と会場が変わって割り振られていくので、毎回のフィールドワークも楽しめそうですね。
第6回多摩川流域歴史セミナー
今回の多摩川流域歴史セミナーは、午前中に八王子市内を散策しながら、徳川家康の側近大久保長安、いわゆる松姫伝承など、八王子・浅川の歴史を掘り進めながら、郷土資料館へと向かいます。
午前中のフィールドワークの後は、『調布玉川惣画図にみる多摩川の名所』をテーマにした講演を開催。
恥ずかしながら存在を知らなかったのですが、「調布玉川惣画図」というのは、江戸時代に活躍した文化人、相澤供主が制作した(正確には、「発注」した?)多摩川地図で、多摩川源流から河口までが描かれたもの。
多摩川源流にロマンを抱き地図を制作した相澤供主の想いは、今多摩川を愛でる人たちにも相通ずるところがあるのではないでしょうか。
開催日は1月20日(日)。
江戸時代の多摩川流域の歴史を学べる貴重な機会ですので、興味がある方はぜひチェックしてみては。
詳細は下記公式HPよりどうぞ
なんと、筑波大学附属図書館で電子版が公開されていますので、ぜひこちらもご覧ください。
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