府中郷土の森博物館は多摩川コンテンツの宝庫だった!

今年で30歳!府中郷土の森博物館

府中市にある「府中郷土の森博物館」

何度も周辺を通ることがあったのですが、一度も行ったことがなかったので、ドライブがてら行ってみることにしました。

場所はここ。

是政緑地近くの川沿いにあります。

受付で入場料(大人200円/中学生以下円/4才児以下無料)を払い中に入ります。

場内マップ。

後から知ったんですが、ここは博物館の敷地全体を府中市の縮図として捉えていて、多摩川が作り出した自然堤防を表現しているんだとか。

「縮景」というやつですね。

場内には、郷土資料を展示する博物館本館に加え、江戸時代から明治時代の建築物を移築・復元して保存しているゾーンや、プラネタリウムなんかもありますが、まずは本館へ。

すると頭上ののぼりに目が。今年で30周年なんですね!

さて、ここが本館です。

30年前(1987年)に完成ということで、『バブルのイケイケの時代に設計して作られてんだろうなぁ』なんて妄想しながら入館します。

中に入るとすぐ右に多摩川水族館と称された水槽が。

ちなみに、場内に入場券は本館の入館券も兼ねているので、特に受付などせずに展示室へと進めます。

多摩川郷土マニア必見!

展示内容はまず、府中市の大國魂神社で毎年行われている「くらやみ祭り」を取り上げつつ、縄文時代から弥生時代、古代国府の時代から、現代に至るまでの府中の歴史と文化についての展示がされています。

正直、私の力量ではどこを切り取って説明して良いか分からないくらい壮大な内容で、ここでご紹介できることはありません(すいません)。

たしかに言えることは、多摩川というひとつの河川が築いた大地を、古来から現代まで辿っていくという壮大な歴史体験ができるということ。

きっと、好きな人にはたまらない内容になっていると思います。

中には実際に手に触れたり、参加したりするコーナーも設けられていて、親子でも楽しめる内容になっていました。

多摩川郷土マニア必見といっていいでしょう。

Amazonでは手に入らない!多摩川コンテンツ

さて、展示も見終わったので、エントランス付近の売店を覗きます。

美術館・博物館の楽しみのひとつに「ミュージアムショップで買い物をする」というのがある方も多いんじゃないでしょうか。

かくいう私もその一人。

早速書籍コーナーに行ってみたのですが、

やばいです、ここ。

何が「やばい」かというと、

書店はもちろん、AmazonなどのECサイトで取扱いのない多摩川関係の書籍がじゃんじゃん販売されているのです!!

フィールドワークをまとめた研究資料など、図書館でもお目にかかれないものも。

たまらず数冊買ってしまいました。

帰ってから知ったのですが、郷土の森博物館から博物館の出版物は購入可能とのこと!

気になる方はここからどうぞ→博物館出版物一覧

また、売店近くには、調べ物ができる資料室もあり、そこには更に濃厚な資料が眠っている雰囲気がプンプン・・・。

が、すでに展示とこの売店で過ごした時間でお腹いっぱいになった私は、このあと周辺の建築物を拝見して、家路につきました笑。

周辺は散策にぴったりな散歩コースがあったり、サントリーの東京・武蔵野ブルワリーなんかもあったりするので、家族ででかけるのも良いと思いますよ。

府中郷土の森博物館