多摩川に掛かる橋をひとつずつご紹介するコーナー。
今回は東京都狛江市と神奈川県川崎市を結ぶ「多摩水道橋」。
エメラルドグリーンが美しいアーチ型の橋です。
この場所にはもともと「登戸の渡し」という渡し船があったのですが、1953年に旧多摩水道橋が完成したときになくなったそう。
はい、また登場しました「〇〇の渡し」。多摩川の橋の歴史は意外にも浅く、ほとんどが戦後に建設されたものなんですね。
多摩水道橋はその名の通り、道路と水道管が一体となった構造。
1997年に道路渋滞の緩和対策として2車線に拡張されました。同時に、歩道も追加。旧橋に比べたら随分幅が広くなったんじゃないでしょうか。
その際に採用されたのがアーチタイプの構造体。
正確には「アーチ」と「トラス」が合体した構造になっています。
橋のエメラルドグリーンは周囲の環境にも調和していて、とても美しいデザイン。
橋は東京都と神奈川県の県境にもなっています。
周囲には和泉多摩川緑地公園・グラウンドなどもあり、スポーツやピクニック、愛犬との散歩を楽しむ人々もたくさんいます。
釣り人もちらほら。
次回の橋紹介もお楽しみに。
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