多摩川決壊の碑

和泉多摩川緑地公園にある「多摩川決壊の碑」です。

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1974年9月1日、台風16号によって増水し狛江市付近の堤防が決壊。

幸いにも、事前に住民らが非難していたため死者は出ませんでしたが、多くの民家が流出してしまいました。

引用:https://www.city.komae.tokyo.jp/

引用:https://www.city.komae.tokyo.jp/

3日間に及ぶ前代未聞の水害はリアルタイムで中継され、濁流に民家が飲み込まれる様子に多くの人がショックを受けました。

当時の貴重な映像はこちらから(NHKアーカイブス)

決壊の碑には、一連の出来事が記されています。

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別の面には、当時の決壊の様子が。

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だいぶ劣化して見えにくくなっていますね。

もう40年以上も前の出来事で、現在は堰も堤防も新しいものに変わっていますが、絶対安全とは限りません。

決壊しなくても、増水時の河川は非常に危険ですので、絶対に近づかないようにしましょう。

↓こちらから、洪水浸水の想定図が確認できます。

多摩川・浅川・大栗川の洪水浸水想定区域図(想定最大規模)

多摩川の近くにお住まいの方は是非一度確認をしてみてください。