最近多摩川のグッズ(TAMAGAWA GOODS)なるものをリリースしました。
参考記事→多摩川をテーマにしたWEBストア 「TAMAGAWA GOODS STORE(タマガワグッズストア)」がオープン!
昔から、多摩川流域を意匠化した何かを作りたいという思いがありまして、
今回こういうフェイスタオルを作ってみました。
よく見ていただくとお分かりになるかと思うのですが、川や橋の表記が全てローマ字になっています。
表記方法は少し悩んだのですが、国土交通省の正式な英語表記ではなく、
我々が普段使用している日本語をそのままローマ字に変換することにしました。
たとえば、「丸子橋」→「MARUKO BRIDGE」ではなく、「丸子橋」→「MARUKO BASHI」のように。
とういうわけで、この流域図を制作するにあたり、多摩川の支流や橋梁、堰などの正式な「呼び方」を一応調べていたのですが、
そのなかで普段「せんがわ、せんがわ」と読んでいた多摩川の支流「仙川」が、じつは「せんかわ」という呼称だということを知りました。
濁らないんですね、仙川は。
仙川(せんかわ)は、東京都を流れる一級河川。多摩川水系野川の支流である。「せんがわ」と称されることが多いが正式名称は「せんかわ」。
(Wikipediaより引用)
ただ、同じ「仙川」でも「仙川駅」は「せんがわえき」らしいです。
他にも、同じく支流のひとつ「浅川」も「あさかわ」というのが正式な呼称で、濁りません。
あるいは、多摩川上流の「羽村取水堰」は「はむらしゅすいせき」なんですが、
中流の「二ヶ領上河原堰」は「にかりょうかみがわらぜき」というふうに、「ぜき」と濁ります。
どうでもいいじゃん、そんなこと
と言われてしまえばそれまでなのですが。
呼称もそうですが、今回この流域図を作るにあたり色々な知識を得ることができました。
例えば多摩川に掛かる橋梁や支流の数。
正直多摩川に掛かる橋なんて、たかが知れているだろう、全部載せられるだろう、
なんて思っていたんですが甘かった・・・。
結局、デザインや印刷の都合上、かなり省略する形になりました。
(あくまでも、これは流域図をモチーフにしたグッズなのでそこらへんはあしからず。)
こうして河川の地図を描いてみると、今まで断片的だった知識がつながる感じがしてとても良い経験になったなぁ。
多摩川のグッズは他にも色々作りましたので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。