写真と一緒に、冬の多摩川の魅力について考える

冬の多摩川の魅力ってなんだろう

多摩川のオンシーズンは夏である、なんて思う方もいるかもしれませんが、いやいや、そんなことないです。

多摩川の冬の魅力について過去の写真を引っ張り出しながら、ひとり淡々と考えていきたいと思います。

夏場にあんなに生い茂っていた草木が枯れ果てて、脇道から河川敷までスムーズに移動することができます。

見通しも良いので、迷うこともありません。(エリアに寄っては夏場だとリアルで迷うことがあります)

ちなみに、夏場の多摩川ジャングルはこんな感じです。

秋頃増水したせいで流れ着いた漂流物アートにも出会えます。(これは4年くらい前の写真)

草木が枯れてしまうと、もうそれだけで切ない気持ちになってしまいますが、これもまた冬らしい景色ということで良いんじゃないでしょうか。(すこし待てばすぐ芽吹くしね)

冬にやってくるカモメやウミネコと触れ合えるのもこの季節だけ。

何年か前の大雪のときの多摩川。

すぐ溶けちゃうんですが、東京で新雪を思いっきり踏みしめることができる貴重なスペースでもあります。

雪が降らなくても、早朝の多摩川を歩いていると足元の草木が凍ってなんとも言えない美しい状態になっているのを見ることができます。

水辺に群生している草木の表面に、こんな感じで美しい氷の結晶がびっしりついています。

朝日が当たったところから少しずつ消えていくさまは神秘的。

冬は空気が澄んで、とってもクリア。

ランニングに一番良い季節なので、多摩川を走る人もたくさん見かけます。

初春のイベントも多摩川沿いで行われます。これは狛江のどんど焼。

二子玉川や羽村のほうでも行われているみたいです。

河川敷で燃え上がる火柱は迫力満点!

東京ではなかなか味わえない火祭り的要素があります。(一瞬で燃え尽きちゃいますがそれもまた良し)

1月も終盤になる頃には、河津桜が咲いていることも。辺りに緑がない中、一足早く開花している姿には勇気づけられます。

いかがでしたでしょうか。

春や夏とは違い、冬の多摩川は一見何もない「休眠」状態に見えますが、実はそうじゃなく、

この季節じゃないと味わえないようなもので溢れています。

よく着込んで、冬の多摩川に出かけてみませんか。

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