てぬぐいってどんなもの?

多摩川を愛でる会のムラオです。
WEBショップ 多摩川グッズストアの運営なども担当しているのですが、多摩川138てぬぐいの使用について、ご質問をいただいたので、記事にしてみることにしました。

多摩川グッズのてぬぐいについて

多摩川グッズには2種類のてぬぐいがあります。
1つは、多摩川138てぬぐい。
もう一つは、多摩川野草てぬぐい(2022年3月27日発売予定)です。
画像クリックで販売ページをご覧いただけます。

多摩川138てぬぐい
多摩川野草てぬぐい(みどり)
【限定カラー】多摩川野草てぬぐい(ピンク)

多摩川138てぬぐいと多摩川野草てぬぐいに関しては、てぬぐいによく用いられる晒(さらし)のなかの、岡生地を使っています。
岡生地は細かい糸のため、薄手で目が細かく、さらっとした手触りです。

染めに関しては、多摩川138てぬぐいは岡生地に注染という方法で、
多摩川野草てぬぐいは岡生地に手捺染という方法で染めています。
それぞれに良さがある染め方なので、多摩川グッズでは、デザインによって染め方を変えています。
それぞれ、国内のてぬぐい屋さんに染めてもらっています。
注染や手捺染についてもっと知りたいという方はぜひ検索してみてください。
いろんなてぬぐい屋さんのページがたくさんあります。

てぬぐいの特徴について

一般的な手ぬぐいの特徴として、端が縫われていないことがあげられます。
そのため乾きが早く、水切れも良いです。
こうした特徴からアウトドアシーンで使われることも多く、山小屋などで販売されているグッズにもてぬぐいが多いですよね。

ほつれに関しては、洗濯を続けていただくと生地が落ち着き、端から1cm程度でほつれは止まります。
ぜひ、ほつれてきても洗濯し続けてみてください。
気になる場合には、ほつれを切り落とすお手入れ法もあるそうです。
てぬぐいのほつれについて検索いただくと、これもてぬぐいを作っている業者さんのページがたくさんでてきます。
個人的には、この「ほつれ」や色の変化が味わいが深く、なかなか手放せない原因になっています。

実際に使ってみたてぬぐいはどんな感じ?

さて、ここからが本題です。
多摩川138てぬぐいは2018年に発売したのですが、発売当初から2022年現在まで4年弱使い続けているてぬぐいがこちら。
先程、端のほつれの話をしたので、あえてほつれ部分から。

ほつれは1cm程度で止まっています。
他のてぬぐいも使っているため、週に数回程度使って、他の洗濯物と合わせてドラム式洗濯機で洗濯、洗濯ピンチに挟んで干しています。
何回かは間違って一緒に乾燥機にかけてしまったことも…。
色移りの原因にもなりますので、特に使い始めは他の洗濯物と分けて洗濯していただき、すぐに干していただくことを強くお勧めします

ちなみに、多摩川グッズてぬぐい以外のてぬぐいの端はこんな感じ。

これは、使わない期間があったものの、20年モノのてぬぐいです。
あまりに昔すぎて、どこで買ったのかも覚えていない…。
当時剣道をやっていたので、週に数回は必ず使って洗っていました。
今は、ハンカチがわりに持ち歩くことが多いです。
こどもと一緒に出かけて、2人同時に手を洗って拭いてもきちんと拭けるので、助かっています。

こちらは、てぬぐい専門店さんの手ぬぐい。
こどもがお腹にいた時に買って、今はこどものおままごとの道具として、ぬいぐるみの布団になったり、ランチョンマットになったりしています。
こちらも毎日のようにもみくちゃに使われていますが、ほつれは進んでいません。

ここからは、新品と使い込んだてぬぐいについて。
(上)新品未使用
(下)4年弱使い続けているてぬぐい

新品未使用の多摩川138てぬぐい
4年弱使った多摩川138てぬぐい

端がほつれているのと、染めの境界線が少しボケているのが写真で伝わるでしょうか?
このほつれやボケが愛らしくて、手放せなくなってしまうんですよね…。

さて、今回は、てぬぐいとはどんなものなのか、使ってみたらどうなるかについてお話をしてきましたが、てぬぐいは自分で育てられるグッズなので、ぜひいろんな使い方で使っていただければ嬉しいです。